相変わらず好き放題ですな

奈良小1女子児童誘拐殺人事件の『無責任』な犯人予想などでマスゴミが盛り上がってるようですなぁ。
どこかしらの掲示板に犯行予告があっただのタイーホされない犯行方法が載ってただのと。
さらには猟奇系スレのたってる掲示板まで目標にされてるし。
とあるメディアではフィギュア好きの社会不適格者を犯人に仕立てあげてるようですし大変です。
俺見解的にマスゴミはオタクを犯人にしたい模様。
ここでいうオタクとは自分たちに理解出来ない趣味と知識を持つ人間のことです。
自分たちの知らない(もちろん勉強なんてしません)インターネットが使えて、理解できないフィギュアと呼ばれるモノを対象とした趣味(マンガのキャラクターを模した人形に対する性的嗜好とか言われそうだなー)を持ってるオタクと呼ばれる異民族です。
まあ、全てのマスゴミがここまでピンポイントにフィギュアヲタを攻めてくるとは思いませんが、少なくともネット関係で攻めてくるとは予想されます。
なぜならインターネットがかなり普及したとは言え、未だに大多数の人間にとってネットとは未知の領域であり、好奇心と恐怖の対象でもあると言えます。
ここで最近のネットの話題、『電車男』を思い出してください。
発売直後大ヒットとなったこの本は言うなればネット上における正の部分、世間におけるネットへの肯定的な感情を抱かせるアイテムでした。
じゃあ、そうした点を踏まえて、この事件をよりドラマティックに演出するにはどうすればいいのか?
『インターネット』というスパイスを盛り込んでやればいいのです。
『世間で話題のインターネットは、こういった悪い側面もありますよー』と触れまわるだけでも十分です。
何も知らない人にとってはそれだけで十分興味を引く対象になるでしょうしね。


まあ、こんなところ読んでるならご存知でしょうが、ぶっちゃけインターネット上にこんな情報書き込まれてたとか犯行予告があったとかあんまり当てにならないと思ってます。
なぜなら肝心の犯行予告とやらは匿名性を利用した悪戯がほとんどですし、情報や思想なんて極端な話、利用者の数だけ載ってます。
そしてここが一番肝心。
ほとんどの事件はネットと関係ないところで起きてるんですよ?
前述したようにネットは普及していますがそれでも今年4月の調べで60%。
そして大半は『YAH○○!』やらメール利用どまり。
じゃあ実際にこの手のちょっとアレげ掲示板とか利用しそうな人間ってどれくらいという話になるんですが、ここはひとつ独断と偏見を持って『ファイル交換ソフト利用したことがある人』の2倍くらいとしておきましょうか?(根拠なし)
昨年6月におけるP2Pソフト利用者統計(ACCS調べ)が185万6千人。
で今年の去年に対するインターネット利用者数の増加が6.数%。
2ヶ月間のずれがあるのでざっくり6%計算。
面倒なので約200万人とし2倍しても約400万人。
まあ30人に1人が・・・な計算になるわけです。
ということは、日本で起きてる犯罪のうち30件に1件くらい『ねらー』が混じってても不思議じゃないということです。
ただ、この検証法は数字こそ掲げてるものの計算方法が適当なので信憑性がありません。
じゃあ、もっと単純に新聞読んでみましょう。
その当日起こった事件で犯行予告が書かれてただの、犯行方法の紹介されたサイトがあるだの書いてるようなネット発祥の事件探してみてください。
・・・そうそうねぇよ。


『事件はネットで起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!』
つか、GPS機能に気をつけろだの、指紋残すなだの、計画立てて犯行起こす気なら当たり前の論点であって、掲示板にかかれてたからそれを見て実行したという証拠には一切ならんぞ。
今回の事件の特異性は、携帯からのメール発信。
コレに尽きます。
普通しねぇよ。
で、この手の事件をやる奴は『社会不適格者に違いない→良くわからないオタク』という公式に持っていこうとしてるのではないだろうか?
結局、人間って自分の良くわからないもの理解できないものを敵としたがるんだよね。
何か良くないことが起きた、しかしそれが何なのかわからないから弱者、少数派などにそれを押し付けようとする。
関東大震災の折、マスコミの扇動で虐殺が起きたりしているのだがそれさえも学習できないでいる分は大きい。
平和が続き明確な敵が存在しない分それのしわ寄せが来てるのであろう。


とりあえず、真のフィギュア萌えなら犯罪なんか起こしません。
だって、その人の世界はそこで完結してるのだから。
人生というか、環境がひとつのヴィネットみたいな?(ぉぃ