そんなこんなで帰宅途中

家の前の交差点でネコがはねられてました。
交差点の真ん中に大きな影が見え、車もそれを避けるように進むのでなんだろうと思っているとネコが倒れていたのです。


はねられてから時間がさほどたっていないのか、まだ体が動いていました。
しかし内蔵がやられてるのか、口元からおびただしい出血。
近所に獣医さんもないため、僕にはどうすることも出来ません。


ただ、そこそこ交通量の多いこの道でこのままにしておくのはどうしても出来なかったのですぐそばの空き地の隅まで運んであげました。
あとは、祈ることしか出来ませんでした。


撫でてやると、体は反応して動かそうとするものの、瞳孔は開いたまま、舌も飛び出したまま。
猫が好きといっても、こういうときは何も出来ないんだな。
無力さを感じます。


僕の取った行いが絶対に正しいとも思いません。
人によってはすぐにでも獣医に連絡して助けようとするべきだというでしょうし、かかわるなという人もいるでしょう。
でも、一度はねられたのに2度3度とはねられたりするのだけは絶対にさせたくないのです。


いまいち自分でも何を書いてるのか良くわかりません。
もしかしたら、幼き日から付き添って生きてきた愛猫の亡くなる際に付き添ってやれなかった贖罪かもしれません。