おいでよ どうぶつの森
強欲タヌキから吹っかけられた請求を何とか支払い終えた俺は、これから魚を取って暮らす半スナフキン状態に移行するつもりだった。
しかし、タヌキの欲望はとどまることを知らなかった。
『大きい家の方がいいんだも、大きくするも』
勝手に家を改装され大きくされるオレ。
しかも、俺の家の改装が終わると今度は自分の店の改装してやがる。
・・・とことんオレをカモにする気らしい。
村に売買のできる商店は、タヌキチのところしかないため仕方なしにでかけていくと
『120000ベルよろしくだも』
一括じゃなくて、貯金口座に適宜入れておけばいいとのこと。
当たり前だ、そんな現金あるはずがない。
翌日、怪しい保険勧誘員につきまとわれるというやけにリアルな夢を見た。
朝起きて外に出ようとすると、リセットとか言うモグラがギャーギャー説教たれてきた。
『いくらゲームだからって、いやなこと全部リセットボタン押してなかったことにするなんて、そんな生き方は駄目だ!!』
そんな事をまくし立ててくるわけだが・・・ゲームって何だよ、このおっさん頭行かれてるんじゃねぇのか?
人生にリセットボタンなんてついてねぇに決まってるのによぉ。
きっと薬物でラリラリなんだと判断。
君子危うきに近寄らずである。